情報教育全国大会&関東大会 inつくば
本日は朝から秋葉原へ向かいました。秋葉原から、つくばエクスプレスに初乗車です!

乗り心地は快適そのもの、そして何と言ってもすごいスピードで進みます。友人の話では、最速130km/hだとか。45分程度で、終点の「つくば」に到着しました。


つくば駅から、徒歩10分弱にある筑波学院大学にて、情報教育の全国大会と関東大会を兼ねた研究大会が実施されます。



午前は基調講演からスタート。講演者は私たちにとってはおなじみ、文科省の永井克昇視学官です。テーマはズバリ「新学習指導要領と情報科」。今が旬のお話しなのですが、指導要領が出されて、指導要領の解説が出されていない微妙な時期。解説のことに触れるには早すぎる時期なので、内容としても指導要領止まりでした。

ただ、指導要領作成時の氏のスピリットを感じさせる話しが随所にちりばめられていて、聴き応えのある講演でした。


昼食を挟んで、午後からは分科会が実施されました。

まず、私が参加した4つの分科会について触れてみたいと思います。
【1.情報デザインの手法を取り入れた情報の授業】
諏訪間雅行さん(神奈川県・湘南台高校)

顔見知りの諏訪間さんの発表。情報デザインの発表は、いつきいていても教科「情報」の授業に未来を感じまる。情報の原点に立ち返ることができる気がします。
≪概要≫
「学校紹介のチラシづくり実践報告」「駅から学校までの地図作成実践報告」などの、氏が実際に実践した事例報告。ペルソナなどの手法を導入していたり、授業の流れや評価のポイントなども紹介がありました。
≪感想≫
とても具体的で分かりやすい報告でした。生徒に自分のことを書かせたものをペルソナとして利用し、ユーザターゲットを明確にするというやり方は、とてもいいと思います。また、プロジェクターにて作品例も紹介いただけたので、生徒の作品がよくなっていく過程もわかりました。いつかはマネをした実践をさせていただきたいと思います。

【2.主体的な情報モラルの育成について】
大橋真也さん(千葉県・東葛飾高校)

≪概要≫
「情報モラル≠情報倫理」「生徒目線で情報モラル」「中高生には肯定が効果的」「簡単・楽しいと思わせる工夫」「オリジナリティの楽しさ」「先生以外のお墨付きをもらうこと」「知ることで何らかの付加価値があること」などのキーワードを元に、氏の実践を一般化してまとめた発表でした。特に、中高生には肯定が効果的を強調されていました。それが表題の「主体的」につながるということだと理解しました。
≪感想≫
氏の深い理解や洞察にはすごいものがありました。何だか講演をきいているような感じ。よい話しなのですが、実践事例形式の話しではないので、どうして氏の勤務校でうまくいっているのか?落ち着いた生徒が多いからできるのではないか?という疑問も私の中には多数ありました。

【3.情報の教科書ここが変!?】
杉山隆弘さん(静岡県・清水東高校)

≪概要≫
モデル化とシミュレーションの教科書例を調べ、氏の実践もあわせた実践報告でした。また、知的財産権についても教科書が著作権にシフトにしていることを指摘、産業財産権にも目を向けた実践をとの報告もあった。
≪感想≫
前者のモデル化とシミュレーションについては、氏の勤務校で1年次から、かなり高度な実践をされていて、とても自分の勤務校ではできない内容だと思いつつきいていました。後者の産業財産権の取扱いについては、分科会会場で追加資料が配付されました。裁判の判決などが掲載されている、とても興味深い内容の冊子でした。

【4.ワールドカフェを使った情報共有とアイデア創出】
福島 毅さん(千葉県・東葛飾高校)

≪概要≫
ワールドカフェとは、カフェスタイルで人々が集い、アイデアを創出したり問題発見・解決を試みるという話し合いの手法だそうです。(リンク先参照)
この分科会では、参加者が4人一組で着席し、このワールドカフェを体験させてもらうことができました。
≪感想≫
「ボールを持った人のみに発言権がある」「テーブルにある紙に随時書き込み可能」「時間で席替えをする」など、やっていて面白く、新鮮でした。ただ、発表者の方も情報の授業での実践例ではないそうです。今後、情報の授業へどのように応用していくのかが重要かと思います。


分科会の合間と分科会終了後に、ポスターセッションがありました。多数の方々が参加されていて盛況でした。風船を飛ばしたり、ライントレースがあったり、マウスでつくるプログラミングソフトや情報デザインをもとにしたポスターづくり、そしてテレビ会議システムなど多彩です。

中でも2,900円で購入でき、USBに直接接続してプログラムを転送できるライントレースカーに興味を持ちました。
◆プログラミング教材ロボット「Beauto Racer」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-03038/

また、コーディングをせずにマウスでコードを置いていくタイプのソフトウェアにも興味を持ちました。
◆Scratch
http://scratch.mit.edu/


最後に全体会があり終了しました。事務局や実行委員の方々、本当にありがとうございました。

by htanaka1965 | 2009-08-24 19:15 | 研究会 | Trackback(3) | Comments(2)

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Commented by htanaka1965 at 2009-08-25 21:46
いつも適切なご助言ありがとうございます。
Commented by jian at 2009-08-25 22:14 x
お疲れ様でした。
Beauto Racerについては、8月6日の東大の高大連携研究協議会でも紹介されていました。秋月電子の方も来ていて説明していました。
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